スペインの世界遺産「グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区」の写真の後編です。
今回はナスル朝宮殿以外のアルハンブラ宮殿と、隣接の庭園であるヘネラリーフェを中心に紹介します。
イスラム教の庭園は緑と水をふんだんに使うところに特徴があります。
中東の砂漠地帯で発達した文化にとって、それが豊かさの象徴だったのでしょう。
そしてアダムとイブが暮らしていたエデンの園・パラダイスを表現するために、庭園もこのうえなく華麗に造られました。
特にヘネラリーフェの意味は「天の楽園」。
イスラム美術の粋が集められているのです。
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