世界遺産NEWS 17/11/17:2017年新登録の世界の記憶リスト

隔年で開催されている「世界の記憶(ユネスコ記憶遺産/世界記録遺産)」のIAC(国際諮問委員会)ですが、今年も10月24~27日にかけてフランス・パリで第13回IACが開催されました。

今年は約130件が推薦されていましたが、78件の新登録物件が誕生し、世界の記憶の総計は427件になりました※。

 

日本関連では「上野三碑(こうずけさんぴ)」と「朝鮮通信使に関する記録 17~19世紀の日韓間の平和構築と文化交流の歴史」が新たに登録されました。

これで日本の物件は計7件となりました。

 

なお、慰安婦関連については「慰安婦の声(イギリス/オランダ/インドネシア/韓国/台湾/中国/日本/東ティモール/フィリピン共通)」と「慰安婦に関する資料と日本軍の規律(日本/アメリカ共通)」が推薦されていましたが、いずれも登録延期となっています。

今回はこのニュースをお伝えします。

 

※注1:総数に関して、個人的に計算すると426件になってしまいます。この誤差については調査中で、わかり次第更新します

※注2:世界の記憶はIACの決定を事務局長が承認することで最終決定となります。IACの決定は事実上の内定で、今回のリストはこの時点のものです

 

* * *

まず簡単に「世界の記憶」の復習です(詳細は最後にリンクを張った「UNESCO遺産事業リスト集 3.世界の記憶リスト」参照)。

 

UNESCOの遺産事業のひとつである世界の記憶は、文書や石碑・絵画・音楽・口承・写真・テープ・映画などに記録されているデータをデジタル的に撮影・録音・録画して永遠に保存・保全し、公開・啓蒙することを目的としています。

 

世界遺産や無形文化遺産と違って条約がない代わりに、推薦する主体は国家でなくても構いません。

ただし、推薦件数が急速に増えて処理が追いつかないということで、現在推薦は各国2件までに制限されています(3件以上推薦された場合は各国のUNESCO国内委員会が2件に絞ります)。

ただし、複数の国による共同推薦の場合はこの推薦枠に含める必要がありません。

 

今回、日本のUNESCO国内委員会によって下記2件が推薦されていました。

  • 上野三碑
  • 杉原リスト -1940年、杉原千畝が避難民救済のため人道主義・博愛精神に基づき大量発給した日本通過ビザ発給の記録

 

このうち「上野三碑」の登録が決定しました。

概要は以下となっています(上野三碑公式サイトより抜粋。詳細はリンク参照)

 

■「上野三碑」概要

日本列島東部の古代上野国(現在の群馬県)に存在する三つの石碑「上野三碑」は、日本に18例しか現存しない古代(7~11世紀)の石碑のなかで最古の石碑群であり、大切に守られてきました。

それらは、山上碑[やまのうえひ](681年)、多胡碑[たごひ](711年頃)、金井沢碑[かないざわひ](726年)と呼ばれています。三碑の記録形態は、上野国に住み着いた朝鮮半島からの渡来人がもたらしたもので、かれらとの密接な交流の中で、当時の都(飛鳥、奈良)から遠く離れた地元の人々によって文字で刻まれたものです。山上碑は日本語の語順で漢字を並べた最古級の歴史資料です。多胡碑は、18世紀以来、中国の「書」の手本となってきました。金井沢碑は、この地での仏教の広がりを刻んでいます。これらの三碑は、東アジアにおける文化交流の実像を示す極めて重要な歴史資料です。

三碑に刻まれた内容は、中国を起源とする政治制度、漢字文化、インドを起源とする仏教が、ユーラシア東端の地である日本に到達しただけでなく、さらに遠く離れた東部の上野国に多数の渡来人の移動とともに伝来し、地元の人々に受容され、広まっていったことを証明しています。

このように三碑は、歴史的、文化的、社会的、政治的に、「世界の記憶」にふさわしい希有な価値を有するものです。

 

一方の「杉原リスト」ですが、こちらは第二次世界大戦中にリトアニア領事代理・杉原千畝(ちうね)が独断で発給し、約6,000人のユダヤ人難民を救ったいわゆる「命のビザ」に関する66点の資料です。

岐阜県や出身地とされる八百津町が登録を推進していましたが、IACからは不登録の理由説明がないということでとまどいの様子が報道されています。

 

ただ、この資料を巡っては生誕地論争や資料改変疑惑などがあり、杉原氏の遺族はUNESCOに登録しないよう働きかけていました。

南京問題や慰安婦資料などの影響で、関係者が異議を唱えた場合は対話による解決を促し、協議期間を設けるという新制度が採用されつつある現状から、このような結論に至ったのかもしれません。

いずれにせよ遺族が反対に回るというのは並々ならぬ事情でしょうから、今後の動きもきわめて不透明になっています。

 

* * *

上の2件は日本のUNESCO国内委員会による推薦ですが、市民団体による推薦で「朝鮮通信使に関する記録 17~19世紀の日韓間の平和構築と文化交流の歴史」の登録が決まっています。

こちらは長崎県対馬市のNPO法人・朝鮮通信使縁地連絡協議会と韓国・釜山の財団法人釜山文化財団による共同推薦物件なのですが、対馬市の公式サイトからその概要を抜粋しましょう(詳細はリンク参照)。

 

■「朝鮮通信使に関する記録:17~19世紀の日韓間の平和構築と文化交流の歴史」概要

朝鮮通信使に関する記録は、1607年~1811年までの間に、江戸幕府の招請により朝鮮国から日本国へ派遣された外交使節団に関する資料で、両国の歴史的経験に裏付けられた平和的・知的遺産であり、恒久的な平和共存関係と異文化尊重を志向する人類共通の課題を解決するものとして、顕著で普遍的な価値を有している。

・内容:日韓両国所在の朝鮮通信使に関する外交、旅程及び文化交流の記録

外交記録5件51点

日本側:朝鮮国書等(3件19点)

韓国側:通信使謄録等(2件32点)

旅程の記録65件136点

日本側:行列絵巻等(27件69点)

韓国側:使行録関係資料等(38件67点)

文化交流関係記録41件146点

日本側:漢詩集、筆談唱和集等(18件121点)

韓国側:筆談唱和集等(23件25点)

総計111件333点(日本側:48件209点、韓国側:63件124点)

 

ただ、こちらも日韓の間で論争があり、日本側は資料等の記述を元に「幕府に対する朝貢」という立場を取っているのに対し、韓国側は逆に幕府が交流を請い願い出たと主張しています。

 

* * *

多くの報道がなされた慰安婦関連資料。今回は市民団体によって以下2件が推薦されていましたが、いずれも登録延期の判断が下されました。

 

  • 慰安婦の声(イギリス/オランダ/インドネシア/韓国/台湾/中国/日本/東ティモール/フィリピン共通。ただし、台湾はUNESCO未加盟)
  • 「慰安婦」と日本軍の規律に関する文書(日本/アメリカ共通)

 

「慰安婦の声」は、UNESCO未加盟の台湾も含めて9か国15団体による推薦です。

団体の一例を挙げると、韓国の挺身隊ハルモニと共にする市民の集い、戦争と女性の人権博物館、中国の上海師範大学中国人慰安婦研究センター、日本のUNESCO世界の記憶共同推薦のための日本委員会、イギリスの帝国戦争博物館、オランダの対日道義的負債財団、台湾の台北婦女救援基金会などとなっています。

内容は、日本の従軍慰安婦制度に関する公的ならびに私的文書(563点)、慰安婦に関する文書(1,449点)、慰安婦問題を解決するための活動に関する文書(732点)で、計2,744点です。

 

一方、「『慰安婦』と日本軍の規律に関する文書」は、日本のなでしこアクション、慰安婦の真実国民運動、メディア報道研究政策センター、アメリカの日本再生研究会という2か国4団体による推薦で、アメリカが戦後まもなく行った慰安婦に関する調査の公的資料や証言を中心に構成されています。

 

前者と後者では慰安婦に対する見解がまったく異なっていて、前者は慰安婦制度を「強制的に動員された性奴隷制度」と定義し、8万~20万人が性的に奴隷状態にあったとしています。

一方、後者は「合法的な売春制度」とし、強制連行や奴隷状態、数十万人という数字等々を創作された政治的プロパガンダであると結論づけ、その証拠としてアメリカ国立公文書館の資料などを掲げています。

 

このような中でIACは判断を保留し、UNESCO事務局長に対して双方に対話を呼び掛け、時と場所を用意して共同推薦の可能性を模索するよう促しています。

この決定に対して日本政府やなでしこアクションは歓迎を表明し、一方「慰安婦の声」の推薦団体や中国・韓国政府は日本のロビー活動によるものとして反発しています。

 

実際、日本は中国が2014年に「南京虐殺のドキュメント」と「大日本帝国軍の性奴隷『慰安婦』に関するアーカイブ」の2件を推薦して以来圧力を強めており、特に2015年に南京虐殺資料が登録されてからはその不透明な登録システムを改善するためにさまざまな働きかけを行っています。

この日本の改善要求自体はきわめて筋の通ったものです。

 

世界の記憶の選考方法は「記録遺産保護のための一般指針」に示されているのですが、ここでは選考基準として真正性や唯一性・代替不可能性を掲げています。

「真正性」とは史資料の由来や来歴が明らかで本物であることを示すのですが、日本は推薦された物件の真正性が不明確であると主張しています。

 

実際「南京虐殺のドキュメント」については来歴が明らかになっていないどころか、どのような資料なのか登録後でさえその全容は公開されませんでした。

最初に書いたように、世界の記憶の目的は記録されたデータの保存・保全・公開・啓蒙にあるわけですから、その精神に反しているのは明らかです。

 

「大日本帝国軍の性奴隷『慰安婦』に関するアーカイブ」は不登録となりましたが、慰安婦関連資料は日本を含めた9か国15団体に拡大して再推薦されるということで、日本は早急な制度改革を求めて2016年のUNESCO分担金の拠出を留保しました。

これに対してイリーナ・ ボコバ事務局長の働きかけもあって制度改革が進み、同年12月に留保を解除しています。

 

そして今年3月、IACの登録小委員会は審査過程の修正案を提出し、UNESCO執行委員会で採択されました。

修正案には審査過程を透明化して推薦物件の内容と審議を公開し、関係国が異議を唱えた場合は対話による解決を促し、最長4年の協議期間を設けるといった内容が記されています。

 

ただ、この修正案は2019年のIACから適用されるもので、「慰安婦の声」の審議が行われる今年のIACは適用外とされていました。

これに対して日本政府は即時の適用を求めて2017年の分担金の拠出留保を行いました。

今回の決定はこうした過程を受けてのものとなるわけです。

 

これに対して中国や韓国は先日15日にUNESCO事務局長に就任したフランスのオードレ・アズレ氏と会談をもって登録の推進を呼び掛けているようですし、韓国では記録遺産の保存・管理を行うICDH(国際記録遺産センター)の誘致に成功したとの報道もあったります。

 

世界の記憶がいったいどこに向かうのか、出口は見えません。

 

* * *

それでは2017年新登録の世界の記憶78件と、内容変更を行った3件、計81件のリストを掲載します。

本データはUNESCO "Memory of the world" 公式サイトを参考に作成しています。

 

気になる物件ですが、今回は世界遺産に関する資料が多いですね。

オーストリアの「ゼメリング鉄道」、スイスの「ザンクト・ガレン修道院」、スペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラ[旧市街]」「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミーノ・フランセスとスペイン北部の巡礼路群」、ドイツの「アウシュヴィッツ-ビルケナウ、ナチスドイツの強制絶滅収容所 [1940-1945]」、インドネシアの「ボロブドゥール寺院遺跡群」、中国の「マカオ歴史地区」あたりは直接関係していますし、これ以外にも韓国の「昌徳宮」やベトナムの「チャンアン複合景観」など関連の世界遺産も少なくなさそうです。

 

杉原千畝の杉原リストは登録されませんでしたが、同じように独断でビザを発給して多くのユダヤ人を救ったポルトガルの領事アリスティデス・ソウザ・メンデスのビザ発給簿は登録されました。 

日本では9条を中心に日本国憲法を登録しようという動きもあるようですが、今回コスタリカの軍備放棄に関する資料が登録されています。

ゲーテの資料はすでに登録されていますが、シェイクスピアの資料も登録されています。

個人的にはウィトゲンシュタインが好きなので、彼の哲学遺産が登録されたということで新刊に期待したいところです。

負の遺産としては、インド洋の津波やチェルノブイリ原発事故関連の資料も登録されています。

 

なお、件数や英語名・所属国は公式サイトからの抜粋ですが、公式サイトでも名前や国がぶれていることがあったりします。

これらについては私が個人的に判断していますが、もしかしたら間違いなどもあるかもしれません。

また、日本語名は私が適当に訳したものですので勘違い等はご容赦ください。

 

<掲載順>

  • 国際組織による推薦→複数国による共同推薦→ヨーロッパ→アジア→オセアニア→北中米→南米→アフリカ
  • トルコ、ロシアはヨーロッパ、イスラエルを含む西アジアとコーカサス地方の国々はすべてアジアへ
  • 六大州の下は国別五十音順、国の下は物件の五十音順

 

 

<国際組織による推薦>

 

○国際知的協力機関の1925~1946年のアーカイブ(UNESCO、ユネスコ=国際連合教育科学文化機関)

 Archives of the International Institute of Intellectual Cooperation, 1925-1946

 

○WHO(世界保健機関)の天然痘根絶計画の記録(WHO)

 Records of the Smallpox Eradication Programme of the World Health Organization 

 

 

<複数国による共同推薦>

 

○「シェイクスピア文書」、ウィリアム・シェイクスピアの生涯の文書的痕跡(イギリス/アメリカ共通)

 The ‘Shakespeare Documents’, a documentary trail of the life of William Shakespeare

 

○パンジ物語手稿(イギリス/オランダ/インドネシア/カンボジア/マレーシア共通)

 Panji Tales Manuscripts

 

○ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの哲学遺産(イギリス/オランダ/オーストリア/カナダ共通)

 Philosophical Nachlass of Ludwig Wittgenstein

 

○バルバドスのアフリカの歌あるいは詠唱(イギリス/バルバドス共通)

 An African Song or Chant from Barbados

 

○タサール・イヴァン・アレクサンダルによる福音書(イギリス/ブルガリア共通)

 Gospels of Tsar Ivan Alexander

 

○アントーニョ・カルロス・ゴメス(イタリア/ブラジル共通)

 Antonio Carlos Gomes

 

○ルブリン合同の法令文(ウクライナ/ベラルーシ/ポーランド/ラトビア/リトアニア共通)

 The Act of the Union of Lublin document

 

○アレッタ・H・ジェイコブス文書(オランダ/アメリカ共通)

 Aletta H. Jacobs Papers

 

○サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂のカリクストゥス写本と『聖ヤコブの書』の中世のコピー:ヨーロッパにおけるヤコブ伝承のイベリア半島の起源(スペイン/ポルトガル共通)

 The  Codex Calixtinus of Santiago de Compostela Cathedral and other medieval copies of the Liber Sancti Jacobi: The Iberian origins of the Jacobian tradition in Europe

 

○カモッショ地図(チェコ/マルタ共通)

 Camocio Maps

 

○清朝[1693~1886年]期マカオに関する公的記録(ポルトガル/中国共通)

 Official Records of Macao During the Qing Dynasty (1693-1886)

 

○インド洋の津波アーカイブ(インドネシア/スリランカ共通)

 The Indian Ocean Tsunami Archives

 

○朝鮮通信使に関する記録:17~19世紀の日韓間の平和構築と文化交流の歴史(日本/韓国共通)

 Documents on Joseon Tongsinsa/Chosen Tsushinshi: The History of Peace Building and Cultural Exchanges between Korea and Japan from the 17th to 19th Century

 

○ヴィラ・オカンポ文書センター(アメリカ/アルゼンチン共通)

 The Villa Ocampo Documentation Center

 

○宗教と身体に関する人間の関心事(ニジェール/マリ共通)

 Maṣāliḥ al-Insān al-Mutaʿalliqat bi al-Adyānwa al-Abdān, The human being interests linked to the religions and the body

 

 

<ヨーロッパ>

 

○アイルランド民間伝承コミッションの1935~1970年のコレクション(アイルランド)

 The Irish Folklore Commission Collection 1935-1970

 

○オーウェル文書(イギリス)

 The Orwell Papers

 

○ガートルード・ベルのアーカイブ(イギリス)

 The Gertrude Bell Archive

 

○チェルノブイリ事故に関する文書遺産(ウクライナ)

 Documentary Heritage Related to accident at Chernobyl

 

○オーストリア鉄道の皇室及び王室歴史博物館のゼメリング鉄道に関する文書(オーストリア)

 The Documents on the Semmering Railway from the Imperial & Royal Historical Museum of Austrian Railways

 

○アムステルダム公証人1578~1915年のアーカイブ(オランダ)

 The Archive of the Amsterdam Notaries 1578-1915 

 

○ウェスターボルク・フィルム(オランダ)

 Westerbork films

 

○自由への道:2国が併存するシント・マールテン/セント・マーチン島において奴隷化されたアフリカ人の自由獲得に関するケース・スタディ(オランダ領シント・マールテン)

 Route/Root to Freedom: A case study of how enslaved Africans gained their freedom on the dual national island of Sint Maarten/Saint Martin

 

○1982~2015年の国連における先住民陳述(スイス)

 Statements made by Indigenous Peoples at the United Nations 1982 to 2015

 

○修道院アーカイブとザンクト・ガレン修道院図書館における前ザンクト・ガレン修道院の文書遺産(スイス)

 Documentary heritage of the former Abbey of Saint Gall in the Abbey Archives and the Abbey Library of Saint Gall

 

○ダグ・ハマーショルド・コレクション(スウェーデン)

 Dag Hammarskjöld Collection

 

○サンティアゴ・ラモン・イ・カハールとスペイン野生生物学学校のアーカイブ(スペイン)

 Archives of Santiago Ramon Y Cajal and the Spanish Neurohistological School

 

○シマンカス総文書館(スペイン)

 The General Archive of Simancas

 

○キズヴァート銀板写真-現代的ビジュアル・メディアの誕生(チェコ)

 The Kynzvart Daguerreotype – The Birth of Modern Visual Media

 

○レオシュ・ヤナーチェクのアーカイブ(チェコ)

 Archives of Leoš Janáček

 

○アントニヌス勅令(ドイツ)

 Constitutio Antoniniana

 

○フランクフルト・アウシュヴィッツ裁判(ドイツ)

 Frankfurt Auschwitz Trial

 

○チュルク地方の大略(トルコ)

 Compendium of the Turkic Dialects

 

○1915年のキャストベルジアン少年法(ノルウェー)

 The Castbergian Child Laws of 1915

 

○ペール・カストールのアーカイブ(フランス)

 Archives of Père Castor

 

○ボリルのシノディコンあるいはボリル王のシノディコン(ブルガリア)

 Boril’s Synodicon or Synodicon of King Boril

 

○1920年ワルシャワの戦い時からのポーランド・ラジオ・インテリジェンス文書(ポーランド)

 Documents of Polish radio intelligence from the period of the Battle of Warsaw in 1920

 

○ユルゲン・シュトロープ・リポート(ポーランド)

 Jürgen Stroop’s Report

 

○サラエヴォ・ハッガーダー写本(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

 The Sarajevo Haggadah manuscript

 

○ボルドーのポルトガル領事アリスティデス・ソウザ・メンデスが1939~1940年に許可を与えたビザ登録簿(ポルトガル)

 Register Books of visas granted by Portuguese Consul in Bordeaux, Aristides Sousa Mendes (1939-1940)

 

○16~18世紀にかけてのインドとペルシアの装飾アルバムとペルシア・カリグラフィーの見本(ロシア)

 Album of Indian and Persian Miniatures from the 16th through the 18th Century and Specimens of Persian Calligraphy

 

 

<アジア>

 

○ムハンマド・フズリ『ディヴァン』手稿のコピー(アゼルバイジャン)

 The copy of the manuscript of Mahammad Fuzuli’s “divan”

 

○イスラエル民話のアーカイブ(イスラエル)

 Israel Folktale Archives

 

○集史(イラン)

 Jāme’ al-Tavarikh

 

○ギルギット写本(インド)

 Gilgit Manuscrpit

 

○マイトレヤイ・バル・アカラナ(インド)

 Maitreyayvarakarana

 

○ボロブドゥールの保存アーカイブ(インドネシア)

 Borobudur Conservation Archives 

 

○ヒヴァ・ハーンのアーカイブ(ウズベキスタン)

 Archives of the Chancellery of Khiva Khans

 

○海洋科学による航海技術(オマーン)

 Made Al Asrar Fi Elm Al Behar

 

○国債報償運動のアーカイブ(韓国)

 Archives of the National Debt Redemption Movement

 

○朝鮮王朝の玉璽と授与書集(韓国)

 Royal Seal and Investiture Book Collection of the Joseon Dynasty

 

○武芸図譜通志(北朝鮮)

 Comprehensive Illustrated Manual of Martial arts

 

○四福音書-パリンプセスト(ジョージア)

 The Tetraevangelion-palimpsest

 

○王室のガラス写真乾板ネガとオリジナル・プリントのコレクション(タイ)

 The Royal Photographic Glass Plate Negatives and Original Prints Collection

 

○近現代蘇州綿布標本檔案(中国)

 The Archives of Suzhou Silk from Modern and Contemporary Times

 

○中国甲骨文(中国)

 Chinese Oracle-Bone Inscriptions

 

○上野三碑(日本)

 Three Cherished Stelae of Ancient Kozuke

 

○バンガバンドゥ・シェイク・ムジブル・ラフマンの3月7日の歴史的スピーチ(バングラデシュ)

 The Historic 7th March Speech of Bangabandhu Sheikh Mujibur Rahman

 

○阮朝[グエン朝:1802~1945年]の王朝アーカイブ(ベトナム)

 Imperial Archives of Nguyen Dynasty (1802-1945)

 

○バインナウン王鐘銘文(ミャンマー)

 King Bayinnaung Bell Inscription

 

 

<オセアニア>

 

○シドニー港の大型ガラス乾板ネガ(オーストラリア)

 Giant Glass Plate Negatives of Sydney Harbour

 

 

<北アメリカ>

 

○イグナシオ・エリャクリアスの文書資産:歴史的事実と解放(エルサルバドル)

 Ignacio Ellacuría’s Documentary Fond: Historical Reality and Liberation

 

○混在の痕跡と大陸の記憶-アメリカにおけるフランス人の音(カナダ)

 Mixed Traces and Memories of the continents - The Sound of the French people of America

 

○マーシャル・マクルーハン:未来のアーカイブ(カナダ)

 Marshall McLuhan: The Archives of the Future

 

○フロリド回想録、グアテマラ王国の歴史的スピーチと自然的・物質的・軍事的・政治的記述(グアテマラ)

 The Florid Recollection, a historical speech and natural, material, military and political account of the Reyno of Guatemala

 

○コスタリカの軍備放棄(コスタリカ)

 Abolition of the Army in Costa Rica

 

○中央アメリカ司法裁判所(コスタリカ)

 Central American Court of Justice

 

○オデット・メネッソン・リゴーの蔵書(ハイチ)

 Odette Mennesson Rigaud holdings

 

○マヌエル・アルバレス・ブラボのネガ・出版物・文書のアーカイブ(メキシコ)

 The Archives of negatives, publications and documents of Manuel Álvarez Bravo

 

 

<南アメリカ>

 

○教育者パウロ・フレイレのコレクション(ブラジル)

 Collection Educator Paulo Freire

 

○ニーゼ・デ・シルベイラの個人アーカイブ(ブラジル)

 Nise da Silveira Personal Archive

 

 

<アフリカ>

 

○アル・ムスタムラムとアル・タクミラ書(アルジェリア)

 Al-Mustamlah Min Kitab Al-Takmila

 

○1841~1846年のチュニジアにおける奴隷制廃止(チュニジア)

 The Abolition of Slavery in Tunisia 1841-1846

 

○身体に影響を与える内外の病気の治療に関する書(マリ)

 Kitāb Shifā al-Asqām al-Āriḍat min al-Ẓahir wa al-Bāṭin min al-Ajsām/ Livre de la guérison des maladies internes et externes affectant le corps

 

○信者間の相違に注意を払わぬ人々に対する注釈(マリ)

 Tadkirat al gāfilin ‘anqubhihtilāf al- mu’minin/Reminder to those who do not pay attention to the harms caused by the divergence between believers

 

○アル・ザフラウィシュール写本(モロッコ)

 Manuscript of al- Zahrāwīsur

 

 

<範囲変更された物件>

 

○サー・アイザック・ニュートンの科学・数学論文集(イギリス/イスラエル共通)

 The Scientific and Mathematical Papers of Sir Isaac Newton(イスラエル「アイザック・ニュートンの神学論文」の拡大)

 

○モンゴル・タンジュールのための石碑(モンゴル)

 Stone Stele Monument for Mongolian Tanjur(「モンゴル・タンジュール」の拡大)

 

○インド人労働者の契約記録(ガイアナ/スリナム/トリニダード・トバゴ/フィジー共通の同名遺産にセントビンセント及びグレナディーン諸島を追加拡大)

 Records of the Indian Indentured Labourers

 

 

[関連記事]

 ・世界の記憶登録関連

Memory of the World(UNESCO公式サイト)

UNESCO遺産事業リスト集 3.世界の記憶リスト

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02.大陸の形成

03.地形の形成

04.生命の誕生

05.生命の進化

06.人類の夜明け

07.文明の誕生

08.エジプト文明

09.インダス文明

10.中国文明

以下続く。

 

<世界遺産で学ぶ世界の建築>

01.建築の種類1:城と宮殿

02.建築の種類2:宗教建築

03.建築の種類3:メガリス

04.木造建築の基礎知識

05.石造建築の基礎知識

06.ギリシア建築

07.ローマ建築

08.ビザンツ/ビザンチン建築

09.ロマネスク建築

10.ゴシック建築

以下続く。

 

<世界遺産写真館>

1.文化交差路サマルカンド1

2.文化交差路サマルカンド2

3.アッパー・スヴァネティ

4.グラナダのアルハンブラ宮殿1

5.グラナダのアルハンブラ宮殿2

6.コトル

7.プレア・ヴィヒア寺院

8.福建の土楼1

9.福建の土楼2

10.フォンニャ=ケバン国立公園1

以下続く。

 

<世界遺産攻略法>

1.世界遺産検定攻略の理念と背景

2.世界遺産検定の概要

3.試験戦略の一般論

4.試験戦略の理念

5.世界遺産検定の受検戦略

6.試験勉強の3要素

7.世界遺産検定 最効率学習法

8.時事問題・世界史・検定講座

9.マイスター試験の概要

10.マイスター試験問1・2対策

11.マイスター試験問3対策

12.マイスター試験時間術&解答術

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