2013年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
2013年は遷宮の年。
伊勢神宮が20年に一度の式年遷宮、出雲大社が60~70年に一度の大遷宮を迎えます。
遷宮とは、ご神体を移動させること。
伊勢神宮の式年遷宮の場合、主だった建物を隣接した場所に新しく造り替え、神座を遷(うつ)して古い建物を取り壊します。
生物の細胞がつねに新しく変わりつつひとつの魂を紡いでいくように。
街の家並みやビルがつねに新しく建て替えられつつひとつの街を次世代へつなぐように。
建物を新たにしながら伝えられるべきものを正しく継承する。
「常若(とこわか)」の精神です。
今年は富士山、鎌倉が世界遺産登録に挑戦する年でもあります。
でも、「古いものをそのまま残す」という価値観がすべてではないことを、遷宮はよく示しています。
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ぼくの話。
今年は決めてます。
「快楽主義」に徹します。
快楽主義というと退廃的なイメージを持つかもしれません。
もちろん退廃も射程に収めています。
でも、快楽主義を徹底すると最終的にはストイシズムに行き着きます。
古代ギリシア時代、快楽主義といえばエピクロス派で、ストイックに道徳・知性を追究するストア派と対立していました。
でも、エピクロスの主張とストア派のゼノン、セネカ、マルクス・アウレリウス・アントニヌスらの主張にそれほど大きな差はありません。
快楽も自省も突き詰めれば同じ場所に行き着きます。
知性と感性を刺激し刷新しつつぼくという物語を紡ぎます。
常若はぼくのテーマでもあります。
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旅。
2013年は大きな旅もしたいな。
いま考えているのは、LCCを使った世界一周、シルクロードを通ってのアジア横断、西アフリカ縦断、ヨーロッパ横断です。
どれかはやろうと思います。
気に入った場所があったら拠点を海外に移してもいいかな。
もともと場所にまったくこだわりはありませんし。
なんてことを考えています。
では。
今年もよろしくお願いいたします。
すべての個人が幸せでありますように。